ファイルを作成すると、なぜか鍵マークが付いていることがあります。
通常は、鍵マークが付いていても困ることはないので、気にする必要はないでしょう。
ただ、アプリケーションによっては、鍵マークが付いているファイルだと、上手く読み込めない場合があり、鍵マークを外したいことがあります。
今回は、その鍵マークが勝手に付く原因と外し方を紹介したい思います。
(1) ファイルに鍵マークが勝手に付く原因
これはファイルを作成した親ディレクトリの設定が「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックが入っていることが原因です。
鍵マークを付けたくない場合は、親ディレクトリの設定を変更するか、その設定がされていない場所でファイルを作成しましょう。
そうすればファイルに鍵マークが付きません。
ただし、鍵マークの付いていないファイルを、「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックが入っているディレクトリに移動・コピーすると、また勝手にファイルに鍵マークが付きます。
困る場合は、親ディレクトリの設定を変更しましょう。
次章「ファイルの鍵マークの外し方」と同じ手順を実行すると変更できます。
(2) ファイルの鍵マークの外し方
ファイルを右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。「プロパティ」ダイアログが起動します。
「全般」タブの「詳細設定」ボタンをクリックしてください。「属性の詳細」ダイアログが起動します。
「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックを外して、「OKボタン」をクリックしてください。
「プロパティ」ダイアログに戻るので、「OK」ボタンをクリックすれば、設定変更が完了します。
以上です。